【4/17開催】上映&トーク:世界を席巻する短編アニメーションの「届け方」 Miyu Distribution ルース・グロージャントークイベント「いかにして語り継がれるアニメーション作家になるか?」を開催します

南仏モンペリエを拠点に、短編アニメーションの可能性を拡張し続ける「Miyu Distribution」。その代表を務めるルース・グロージャン氏の来日が決定しました。同社は、作家性の強いインディペンデント作品や学生作品を、アヌシーをはじめとする主要映画祭のみならず、カンヌや米アカデミー賞の舞台へと次々に送り込み、今や世界で最も影響力のある短編配給会社のひとつとしてその名を馳せています。

本イベントでは「New Way, New World: Program for Connecting Japanese Animators to the Worlds (NeW NeW)」のアドバイザーも務める彼女を迎え、Miyu Distributionの美学を象徴する厳選6作品の上映と、作品の価値を世界へ繋ぐための「配給戦略」を紐解くトークを開催します。クリエイターの情熱をいかにして世界の観客、そして評価へと結びつけるのか。その最前線の知見に触れる貴重な機会に、ぜひご参加ください。

■ 開催概要

日時: 2026年4月17日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場: アンスティチュ・フランセ東京(東京・神楽坂)
料金: 入場無料・要予約 
申込: 4/3(金)よりPeatix(後日URL公開)よりお申し込みください。

内容:

  • 18:30-19:30 第一部:短編アニメーション上映(Miyu Distribution 代表作セレクション)
  • 19:30-20:30 第二部:トークイベント「アヌシー、カンヌ、アカデミー賞ーー短編アニメーションの配給術」

登壇: ルース・グロージャン(Miyu Distribution代表 / NeW NeWアドバイザー)
通訳: 仏日逐次通訳あり

■ プログラム詳細

【第一部】上映プログラム

上映作品リスト:

  • 『Wander to Wonder』
    (監督:ニーナ・ガンツ / ベルギー / 2023年 / 13分50秒)
    メアリー、ビリーバッド、ファンブルトンの3人は、80年代の子供向けテレビシリーズ『ワンダー・トゥ・ワンダー』に出演するミニチュアの俳優だ。シリーズの制作者が亡くなった後、彼らはスタジオに取り残される。徐々に朽ち果てていく衣装と空腹を抱えながら、彼らはファンのためにますます奇妙なエピソードを作り続ける。
  • 『27』
    (監督:フラー・アンナ・ブダ / フランス / 2023年 / 10分39秒 / 英語音声・日本語字幕)
    ※カンヌ国際映画祭 短編パルムドール受賞
    アリスは今日27歳になる。少し息苦しく感じつつも、両親と同居しており、いつも退屈な日常生活から逃げ出す夢ばかり見て暮らしている。工場の屋根で行われたサイケデリックなパーティーの後、彼女は酔って自転車で大事故を起こしてしまう。彼女はこの事故をきっかけに、大人になる勇気を得られるのか?
  • 『AU REVOIR JÉRÔME !(さよなら、ジェローム!)』
    (監督:アダム・シラード、ガブリエル・セルネ、クロエ・ファール / フランス / 2022年 / 7分44秒 / フランス語音声・日本語字幕)
    楽園に到着したばかりのジェロームは、妻のマリリンヌを探す旅に出る。その過程で、誰も助けることのできない超現実的で色彩豊かな世界へ深く入り込んでいく。
    ※学生作品(ゴブラン)
  • 『Garden Party』
    (監督:テオフィル・デュフレーヌ、フロリアン・バビキアン、ガブリエル・グラップロン、リュカ・ナヴァロ、ヴァンサン・バイユー、ヴィクトール・ケール / フランス / 2017年 / 7分21秒 / ダイアローグなし)
    不気味な犯罪の光景を、カエルたちが制圧する。廃墟となったヴィラで、一組の両生類が周囲を探り、原始的な本能に従う。
    ※学生作品(MOPE)/アカデミー賞 短編アニメーション賞ノミネート
  • 『キャサリン』
    (監督:ブリット・ラエス / ベルギー / 2016年 / 11分51秒 / 英語音声・日本語字幕)
    キャサリンはペットが大好きだ! なによりも自分の猫を愛している彼女は、次第に他人とのつながりを失っていく。猫こそが人生なのだ。そんな彼女が成長し、歳を重ねると、クレイジーな猫好き老女になっていく…彼女は友情や愛情を発見することができるのだろうか?
  • 『ネガティブ・スペース』
    (監督:マックス・ポーター、ルー・クワハタ / フランス / 2017年 / 5分30秒 / 英語音声・日本語字幕)
    荷造りの仕方を教えてくれたのは、父親だった。
    ※アカデミー賞 短編アニメーション賞ノミネート

【第二部】トーク:アヌシー、カンヌ、アカデミー賞ーー短編アニメーションの配給術

なぜMiyu Distributionの作品は、これほどまでに世界の主要映画祭で評価され続けるのか? 作品の価値を最大化し、適切なプラットフォームへ届けるための「配給のプロフェッショナル」の視点を、ルース・グロージャン氏が自ら語ります。

■ ゲストプロフィール

ルース・グロージャン(Luce Grosjean)

GOBELINS卒業後、AFCAやRECAを経て2014年に学生作品をアニメーション映画祭に促進する「Sève Films」設立。2017年、映画祭での配給とアニメーション作品販売を専門とする「Miyu Distribution」設立。配給した作品のうち4作品がアカデミー賞、1作品がセザール賞にそれぞれノミネート。20年、UniFranceとLa Fête du Court Métrageから最優秀短編映画配給会社賞を受賞。21年、フェリックス・デュフール=ラペリエール『アルシペル』、山村浩二『幾多の北』を配給。

■ クレジット

主催: 文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、CG-ARTS
共催: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
字幕協力:新千歳空港国際アニメーション映画祭、ひろしまアニメーションシーズン

【NeW NeWについて】

文化庁の補助金により「文化芸術活動基盤強化基金」が独立行政法人日本芸術文化振興会に設置され、次代を担うクリエイター等の挑戦・育成を支援することを目的とした人材育成プログラム事業が令和6年度より展開されることになりました。短編アニメーション分野における「クリエイター等育成プログラム」は、CG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会)が日本芸術文化振興会より委託を受け、「New Way, New World: Program for Connecting Japanese Animators to the World」(略称:NeW NeW(ニューニュー))として始動しました。

本プログラムでは、国内の有望な短編アニメーション作家の中から、海外進出に強い意欲を持ち、将来海外での活躍が期待される作家を対象に、育成から海外展開までを一体的に支援します。5年程度の事業計画の下、その達成に向けた取り組みを3年間にわたり実施します。

https://new-new.jp