New Way, New World
Program for Connecting Japanese Animators
to the World

企画名『Crabs and Rabbits』

1994年生まれ。 2016年、早稲田大学創造理工学部総合機械工学科卒業。2020年、多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。2025年3月まで多摩美術大学グラフィックデザイン学科助手として勤務。これまで『LOCOMOTOR』（2019）、 『The Balloon Catcher』（2020）『Magnified City』（2022）を監督・制作した。

企画名『アニメーション作家のねこちゃん』

多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース卒業、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。自身の体験や感情を通じて、共感と笑いを生み出す短編アニメーション作品を制作している。日本アニメーション協会会員。

企画名『NIGHT IN THE EYEWALL』

埼玉県春日部市生まれ、長野県在住。作風はポップでビザール。漫画『FANTASTIC WORLD①・②』や、NHK「みいつけた！」や「みんなのうた」のアニメーション制作のほか、オリジナルアニメーション作品『パラダイス』『KRASUE』などを手掛け、国内外のアニメーション映画祭にも多く参加。近年は編み物教室に通いはじめ、あみぐるみシリーズ 『YARN FOREST』 を発表。

1986年生まれ。茨城大学教育学部、イメージフォーラム映像研究所、東京藝術大学大学院映像研究科修了。2015年〜2016年、文化庁新進芸術家海外研修員としてモントリオール（カナダ）に滞在。2023年、MIYUプロダクション（フランス）、カナダ国立映画制作庁（カナダ）、ニューディアー（日本）の共同製作で、『みじめな奇蹟』を制作。

札幌市在住。2014年、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのアニメーション科修士課程修了。修了作品『Small People with Hats』が、オタワ国際アニメーション映画祭で短編アニメーション部門グランプリを受賞。帰国後、フリーランスのアニメーターとして短編アニメーションやミュージックビデオの制作を続ける。

瀬戸内海島生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科修了。『骨嚙み』（2021）がオタワ国際アニメーション映画祭で短編部門グランプリを受賞。他方で、アニメーションにおけるセクシュアリティやジェンダーの研究、それに伴う上映会の企画など、クィア・アニメーションの研究を進めている。主なクライアントワークに、『TRIGUN STAMPEDE』EDアニメーション、NHK「みんなのうた」『さよならの向こうに』などがある。現在、新作『エリ』を制作中。

アニメーションのニュースウェブサイト「Cartoon Brew」元副編集長。Sight & Sound、Little White Lies、Vulture、Blink Blank、BBCなどに寄稿。2021年『BFI Film Classics: Grave of the Fireflies』（Bloomsbury）を出版。22年、宮崎駿のグラフィックノベル『シュナの旅』の訳書がNew York Timesベストセラーになりアイズナー賞受賞。カンヌ映画祭の監督週間のアニメーションコンサルタントを務める。

映画学を専攻後、監督からプロデューサーへ転身。2009年、アニメーション専門の「Miyu Productions」設立。フランス国内に4つのスタジオを持ち、世界的に評価される作品を制作。主な作品にカンヌ映画祭、アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞受賞の『リンダはチキンがたべたい！」など。アニメーション作家の作品を扱うギャラリーのディレクターでもある。国内外の協力機関と連携し新しいプロジェクトを推進・アーティストを発掘している。

ジュトラ賞とジニー賞を受賞したアニメーション・ドキュメンタリー『Lipsett Diaries』（セオドア・ウシェフ監督）の脚本も手がけた。2020年、アニメーションフェスト・ザグレブでアニメーション研究への多大な貢献が評価され、受賞。2022年、ルネ・ジョダン賞（カナダ・アニメーションへの貢献）を受賞。

配給・製作・映画祭運営・執筆等を通じて知られざるアニメーションを「紹介」する事業を行う株式会社ニューディアー代表。ひろしまアニメーションシーズン プロデューサー。プロデューサーとしては主にフランスとの国際共同制作によって日本のアニメ作家に新作制作の機会を提供する。著書に『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論』（フィルムアート社）、『新海誠 国民的アニメ作家の誕生』（集英社新書）など。

グラフィック・アートを学び、卒業後アニメーションを始める。2003年にオムニバス短編アニメーション『Kamov』の一部を監督。その後5年間、いくつかのメディアや広告会社に勤務。映像編集、アニメーション、イラストレーションからアートディレクションまで、さまざまな職務に携わる。2014年に初の原作映画『Love and Vehicles』を発表。

Fabian＆Fredスタジオ設立。制作した作品が数多くの賞を受賞。ベルリナーレ・タレンツ、AniDox、EAVE TTB、ACEプロデューサー等のラボに参加。2023年、ハンブルクプロデューサー賞受賞、19年にはVFFによるドキュメンタリー制作賞受賞。AG Animationsfilm（ASIFAドイツ）議長、プロデューサー協会メンバー、アカデミー賞およびヨーロッパ映画アカデミーメンバー。国際的映画学校、Cartoon Springboard、CEE Animation、Animation San Frontierのゲスト講師。23年よりWomen in Animationメンター。​

短編アニメーションを多彩な技法で制作。作品に『パクシ』『年をとった鰐』など。『頭山』がアカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート、6つのグランプリ、『カフカ　田舎医者』が７つのグランプリ、長編『幾多の北』がオタワ長編アニメーション部門グランプリ、アヌシーでコントルシャン・クリスタル賞。国際的な受賞は140を超える。絵本作家としても活躍。川喜多賞、芸術選奨文部科学大臣賞、クリングゾール賞受賞、紫綬褒章受章。

GOBELINS卒業後、AFCAやRECAを経て2014年に学生作品をアニメーション映画祭に促進する「Sève Films」設立。2017年、映画祭での配給とアニメーション作品販売を専門とする「Miyu Distribution」設立。配給した作品のうち4作品がアカデミー賞、1作品がセザール賞にそれぞれノミネート。20年、UniFranceとLa Fête du Court Métrageから最優秀短編映画配給会社賞を受賞。21年、フェリックス・デュフール＝ラペリエール『アルシペル』、山村浩二『幾多の北』を配給。

モントリオールで育ち、卒業後はフリーランスの仕事を経て、コミックアートの即興的共同制作イベント「コミックアートジャム」を創設。高い技術が特徴的な描画スタイルをもつ。ビジュアルアートイニシアチブ「エン・マス」の共同ディレクターを永年務める。クリプト神話学的なマルチメディアプロジェクト「Lost Myths」共同制作者。12年、初の個展「Traumstadtdenken」を開催。ファンタジア国際映画祭のアニメーションプログラミングディレクター。​